Folium Vineyard Sauvignon Blanc 2024(フォリウム・ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン 2024)

ニュージーランド南島のマールボロ地方、ブランコット・ヴァレーで、日本人醸造家・岡田岳樹氏が手掛ける辛口白ワインです。

グレープフルーツやレモン、青リンゴ、洋梨を思わせる清涼感のある香りに、白桃などの核果、フレッシュハーブ、ほのかなトロピカルフルーツのニュアンスが重なります。

一般的なマールボロ産ソーヴィニヨン・ブランに見られる華やかなトロピカル香を備えながらも、果実味を過度に強調せず、きれいな酸と石を思わせるミネラル感を生かした端正なスタイル。素材の味を大切にした和食にも寄り添う、透明感のある一本です。

【ワイン】

外観は、ほのかにグリーンの輝きを帯びた明るいレモンイエロー。

グラスからはレモンやグレープフルーツなどの柑橘類、グラニースミスを思わせる青リンゴ、洋梨、白桃などのみずみずしい香りが広がります。そこにタイムやレモングラスを思わせる涼やかなハーブと、マールボロらしいパッションフルーツなどのトロピカルなニュアンスが控えめに重なります。

口に含むと、ジューシーな果実味と生き生きとした酸がバランスよく広がります。果実のふくらみを感じさせながら、口当たりはすっきりとしており、石や砂礫を思わせる引き締まったミネラル感が味わいの輪郭を整えます。

余韻には柑橘類、青リンゴ、フレッシュハーブとともに、心地よいほろ苦さが残ります。華やかさだけでなく、酸、果実味、ミネラル感の調和を重視した、クリーンでエレガントなソーヴィニヨン・ブランです。

ブドウは、フォリウム・ヴィンヤードの下段に位置する、2003年植樹の区画を中心に使用しています。土壌はグレイワッケと呼ばれる硬い砂岩質の石を多く含み、その下にシルト質ロームが重なる構成です。水はけに優れた石の多い土壌が、ワインに直線的な酸とミネラル感をもたらします。

畑では灌漑に頼らないドライファーミングを実践。ブドウ樹が地中深くまで根を伸ばすことで、土地とヴィンテージの特徴をより明確に表現することを目指しています。ブドウは2024年3月17日に手摘みで収穫されました。

収穫したブドウは房ごと空気圧式プレスで穏やかに圧搾し、培養酵母を用いてステンレスタンクで発酵。マロラクティック発酵は行わず、フレッシュな酸を保っています。

発酵後はステンレスタンク内で澱とともに7カ月間熟成。樽香を加えず、ソーヴィニヨン・ブラン本来の柑橘香、青リンゴの風味、土壌由来のミネラル感を引き出しています。公式テクニカルシート記載のアルコール度数は13.6%です。

【醸造所】

フォリウム・ヴィンヤードは、日本人醸造家の岡田岳樹氏が、ニュージーランド南島のマールボロ地方、ブランコット・ヴァレーに設立したワイナリーです。現在、約8haの畑でソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワールを栽培しています。

岡田氏はカリフォルニア大学デイヴィス校でワイン造りを学び、ニュージーランドではクロ・アンリのブドウ畑で経験を積みました。その後、2010年頃にブランコット・ヴァレーの畑を取得し、フォリウムを立ち上げました。ワイナリー名の「Folium」は、ラテン語で「葉」を意味し、ワイン造りの主役であるブドウ樹と自然への敬意が込められています。

岡田氏が掲げるのは、「高品質なワインを造る一番の近道は、高品質なブドウを育てること」という考え方です。

冬の剪定から、芽や房の数を抑える収量管理、摘葉などのキャノピー・マネージメント、秋の手摘み収穫まで、畑での作業を丁寧に積み重ねています。区画や樹齢、クローンの違いに応じて管理方法を変え、ブドウが最適な状態で成熟することを重視しています。

フォリウムでは2011年から有機栽培とドライファーミングに取り組み、2013年からニュージーランドの有機認証機関BioGroの認証を取得しています。現在も認証は有効で、自然環境や土壌の健全性を守りながらワインを生産しています。

灌漑を行わないことでブドウ樹の根を深く伸ばし、年ごとの降雨や気温の違いをワインに反映させることも、フォリウムの重要な特徴です。醸造では人的介入をできる限り抑え、香りを作り込むのではなく、畑で育ったブドウの個性を素直に表現しています。

【お料理との相性】

爽やかな柑橘香ときれいな酸、引き締まったミネラル感を備えているため、刺身、寿司、焼き魚など、素材の風味を生かした和食によく合います。

白身魚やイカ、貝類の刺身、鯛やヒラメの昆布締め、スダチやカボスを添えた焼き魚などがおすすめです。ワインの柑橘系の風味が魚介の繊細な旨味に寄り添い、澱上熟成によるほどよい厚みが料理を受け止めます。

魚介料理では、白身魚のカルパッチョ、アサリの白ワイン蒸し、エビやホタテのマリネ、蒸した貝類などと好相性です。レモン、ディル、タイムなどを添えると、ワインの柑橘香やハーブのニュアンスがより鮮明になります。

旬の野菜を使った料理にもよく合います。アスパラガスのグリル、菜の花のおひたし、山菜の天ぷら、ハーブを添えたグリーンサラダなどは、ワインの青リンゴやタイムを思わせる清涼感と自然に調和します。

鶏肉の炭火焼きや塩焼き、豚しゃぶにもおすすめです。生き生きとした酸が肉の脂をすっきりと整え、控えめな果実味が素材の旨味を損なわずに引き立てます。国内販売元も、魚介、和食、旬の野菜、鶏肉の炭火焼きを推奨しています。

8~10℃程度に冷やしてお楽しみください。冷やすことで柑橘類と青リンゴの爽快感が際立ち、グラスの中で少し温度が上がると、洋梨や白桃、澱上熟成による穏やかな厚みが感じられます

(インポーターからの引用)

種  類:
辛口白ワイン
産  地:
マールボロー/ニュージーランド
ブドウ品種:
ソーヴィニヨン・ブラン100%
生 産 年:
2024
アルコール度:
13.5%
容  量:
750ml

¥4,200 (税抜)

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