テンプラニーリョ・ブランコは1998年に、黒ブドウのテンプラニーリョの突然変異種として見つかった、新しいブドウです。1988年、ムリーリョ・デ・リオ・レサ (Murillo de Río Leza)という地域のブドウ畑で、古木のテンプラニーリョの木の1本の枝にだけ、2房の白ブドウがなっているのが発見されました。畑は粘土石灰質土壌です。香り高くボリュームのあるブドウを生み出す土壌で、黒ブドウにも適している土壌です。認証は取得していないものの、ビオロジックに即した栽培管理を行っています。収穫はおおよそ9月頭ごろです。収穫後に果実は選別し徐梗、ステンレスタンクに入れ醸しを行い、プレスしてマストをとります。野生酵母のみ使用し、ステンレスタンクで15度を保ちながらアルコール発酵させます。