Bosquet des Papes Châteauneuf-du-Pape Chante le Merle Vieilles Vignes 2007(ボスケ・デ・パプ シャトーヌフ・デュ・パプ シャント・ル・メルル ヴィエイユ・ヴィーニュ 2007)

古樹が生み出す凝縮感と、長期熟成による複雑さ。伝統的なシャトーヌフ・デュ・パプを体現する特別なキュヴェ。

1860年から5世代にわたり、シャトーヌフ・デュ・パプでワイン造りを続けるBosquet des Papes(ボスケ・デ・パプ)。

「Chante le Merle Vieilles Vignes(シャント・ル・メルル ヴィエイユ・ヴィーニュ)」は、ドメーヌが所有する複数の区画から、非常に樹齢の高い古樹を選び抜いて造られる特別なキュヴェです。

グルナッシュを主体にシラー、ムールヴェードルを組み合わせ、除梗を行わず、伝統的な醸造方法で丁寧に仕立てられます。

2007年は、豊かな果実味、力強い骨格、複雑なアロマを備えたヴィンテージ。現在では長い瓶熟成を経て、古樹由来の凝縮感に熟成による奥行きが重なった、希少なバックヴィンテージとして楽しめる一本です。

【ワイン】

「Chante le Merle Vieilles Vignes」は、ボスケ・デ・パプの中でも、古樹の個性と伝統的なシャトーヌフ・デュ・パプのスタイルを強く表現したキュヴェです。

畑には、シャトーヌフ・デュ・パプを象徴するガレ・ルレと呼ばれる丸石、粘土、砂質土壌など、多様な土壌が広がります。下層には粘土石灰質土壌があり、この複雑なテロワールがワインに厚みと奥行きを与えます。

ブドウはすべて手摘みで収穫し、畑と収穫後の双方で丁寧に選果。醸造には温度管理されたコンクリートタンクを使用し、除梗を行わず房のまま仕込みます。慎重なルモンタージュやデレスタージュを行いながら、約35日間にわたり果皮とともに醸造。その後、大樽(フードル)とデミ・ミュイで熟成されます。

外観は、深みのある赤色。若い時期には紫色のニュアンスを帯び、生産者がこのキュヴェの特徴として挙げる、輝きと力強さを備えた色調を示します。

香りは非常に複雑で、ブラックラズベリー、ブラックベリー、チェリーなどの熟した果実を中心に、リコリス、スパイス、ガリーグ、スモーキーなニュアンスが重なります。2007年ヴィンテージでは、さらに革、ローストした肉、黒鉛を思わせる熟成香も確認されています。

口に含むと、古樹由来の凝縮した果実味と豊かなボディが広がります。しっかりとした骨格を持ちながら、タンニンは滑らかでシルキー。力強さと厚みがありながらも、全体にはエレガンスがあり、複雑な風味が幾層にも重なります。

余韻は非常に長く、果実、スパイス、ハーブ、スモーキーな風味がゆっくりと続きます。

長期熟成を前提として造られるこのキュヴェは、若いうちの力強さだけでなく、熟成によってより複雑で落ち着いた表情を見せることが大きな魅力です。

【醸造所】

Domaine Bosquet des Papes(ドメーヌ・ボスケ・デ・パプ)の歴史は、1860年にEmmanuel Boiron(エマニュエル・ボワロン)がシャトーヌフ・デュ・パプのブドウ畑への投資を始めたことから始まります。

その後、息子Joseph-Victor(ジョゼフ=ヴィクトール)、孫Joseph(ジョゼフ)へと受け継がれ、1936年には「Clos Chantemerle(クロ・シャントメルル)」を設立しました。

1966年、Maurice Boiron(モーリス・ボワロン)がさらに畑を取得し、ドメーヌ名を現在の**Bosquet des Papes(ボスケ・デ・パプ)**へ変更。当時、所有するシャトーヌフ・デュ・パプの畑は27haに達しました。

1995年からは、モーリスの息子Nicolas Boiron(ニコラ・ボワロン)が妻Jeanne-Claire(ジャンヌ=クレール)とともにドメーヌを運営。技術の進歩を取り入れながらも、テロワールへの敬意と伝統的なスタイルを大切にしたワイン造りを続けています。

現在の畑は、シャトーヌフ・デュ・パプのアペラシオン内に点在する多数の区画から構成され、ガレ・ルレ、赤色砂岩、粘土、褐色土、砂など、多様な土壌を備えています。

栽培では長年にわたり環境への負荷を抑えたリュット・レゾネを採用。収穫は赤・白ともすべて手摘みで行い、畑での選果に加えて、醸造所へ運ぶ前にも再度選果を行っています。

ボスケ・デ・パプが目指すのは、豊かな果実味、しっかりとしたタンニン、複雑なアロマ、そして高い熟成能力を備えた伝統的なシャトーヌフ・デュ・パプ。

「Chante le Merle Vieilles Vignes」は、その哲学を最も色濃く表現するキュヴェのひとつです。

【お料理との相性】

力強さと複雑な風味を持つこのワインには、仔羊や牛肉のローストがおすすめです。
ジビエ料理とも相性が良く、生産者は特に野兎や猪の煮込み料理を推奨しています。
トリュフを使ったオムレツや、きのこを添えた肉料理にもよく合います。
熟成による複雑な風味には、ゆっくり煮込んだ赤身肉や濃厚なソースの料理も好相性。
十分に落ち着かせ、大きめのグラスでゆっくりと楽しみたい一本です。

【商品情報】

原産国:フランス

  • 産地:ローヌ/南部ローヌ/シャトーヌフ・デュ・パプ
  • 原産地呼称:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ
  • 生産者:ドメーヌ・ボスケ・デ・パプ
  • キュヴェ:シャント・ル・メルル ヴィエイユ・ヴィーニュ
  • 種類:赤・辛口/フルボディ
  • 品種:グルナッシュ主体、シラー、ムールヴェードル
  • ヴィンテージ:2007年
  • 樹齢:古樹
  • 土壌:ガレ・ルレ、粘土、砂などの多様な土壌/粘土石灰質の下層土
  • 収穫:手摘み
  • 選果:畑および収穫後に選果
  • 醸造:温度管理されたコンクリートタンク
  • 除梗:なし、全房使用
  • マセラシオン:約35日間
  • 熟成:フードル、デミ・ミュイ、コンクリートタンク
  • 容量:750ml

生産者・正規インポーター情報より

¥12,000 (税抜)

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