BOURGOGNE PINOT NOIR 47N 2021(ブルゴーニュ・ピノノワール・47N マルシャン・トーズ)

2021年は、冷涼な気候の中で繊細な酸と軽やかな果実味が引き立つヴィンテージ。
春先の霜害により大幅に収量が減少し、特にシャルドネは生産量が激減しました。近年の温暖化によって凝縮感のあるリッチなワインが多かった傾向に比べ、2021年はよりクラシックでエレガントなブルゴーニュワインが生産されました。繊細な果実味と美しい酸が際立つ仕上がりとなりました。過熟感や高アルコールを避けた、古典的でピュアな味わいが多く見られます。涼しい年らしい酸と張り、香りの精妙さが魅力の「昔ながらのブルゴーニュ」を思わせるスタイルです。フレッシュな果実味と適度なコク、軽めの赤ワインです。
ワイン】高品質な年にのみ造られる自然派ネゴシアンブランド「マルシャン・トーズ」は、 オーナーのパスカル・マルシャンが信頼する、ビオディナミ栽培農家の畑から購入したブドウで造るネゴシアンブランドです。年ごとにブドウの品質をチェックしているため、品質が基準に達していない(マルシャンが納得出来ない)場合、その年のワインは造りません。『その年に作られたブドウを、天候、栽培方法、土壌を熟知した上で厳選し、その土地のテロワールを最大限表現して造られる』作品です。

醸造方法は、100%除梗した果汁を、冷やした状態で5日間タンクに漬け込みます。アルコール発酵を始める為に一日1回「粕帽」を破ってもろみ循環し、効果的な抽出を行います。その後18日間タンクに入れておきます。空圧の圧搾機で負荷をかけないよう自然な圧力でプレスし、新樽は使用せず、2年目の樽で16ヶ月熟成。濾過は少し行いますが清澄作業はしません。ビオディナミカレンダーに基づいたルールで熟成させます。

【醸造所】ブルゴーニュの緯度はちょうど北緯47度ですが、この47度を意識したワイン造りがこのワインのテーマです。原料のピノ・ノワールは全てブルゴーニュAOCの枠を超える上質な区画から集められます。オート・コート・ド・ニュイ、マルサネ、ペルナン・ヴェルジュレスとボーヌ プルミエ・クリュ レ・トゥロンのブドウをブレンドします。畑の土壌は粘土質、泥海岸と石灰岩です。

マルシャンの魅力の一つでもあり、素晴らしい作り手という証明でもあるのが、 『ブルゴーニュ全土でワインを造ることが出来る生産者である』という事です。ブルゴーニュでワインを造るということは容易ではなく、まず自社畑を所有するには、代々受け継がれている畑を家族が継承し続けていくか、または畑を所有する人から驚くような巨額で買い取るかです。ネゴシアンとして買いブドウでワインを造ることもできますが、ブルゴーニュは他のワイン産地と違って特殊で、閉鎖的な場所でもあり、地元のブドウ農家は信頼関係のない新しい生産者にはすぐにはブドウを売ってはくれません。
しかし、マルシャンはカナダ人という他国民ですが異例的なほどブドウ農家と親密な関係を築いています。それは、マルシャンが今まで働きかけてきたブルゴーニュワインへの貢献や情熱が地元民に広く知れ渡っており、ブルゴーニュの地元のブドウ農家達から、まるで「家族の一員」のように親しまれ信頼されているからです。そんなマルシャンだからこそ、ブルゴーニュ全土で高品質なブドウが手に入り、多様な作品を生み出すことを可能としています。

(インポーターからの引用)

種  類:
辛口赤ワイン
産  地:
フランス/ブルゴーニュ
ブドウ品種:
ピノ・ノワール100%
生 産 年:
2021
アルコール度:
12.5%
容  量:
750ml

¥8,900 (税抜)

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