ソーヴィニヨン・ブラン50%とソーヴィニヨン・グリ50%から造られる、果実の厚みと力強い酸を併せ持つボルドーの辛口白ワイン。熟したグレープフルーツやオレンジなどの柑橘類に、白い花、蜂蜜、アーモンドやヘーゼルナッツ、フレッシュハーブのニュアンスが重なります。口当たりはふくよかで滑らかですが、きりりとした酸が味わいを引き締め、余韻には果皮や草木を思わせる心地よいほろ苦さが続きます。カルパッチョや焼き魚、天ぷらはもちろん、フライやとんかつなどの揚げ物にも合わせられる、コクと清涼感を備えた食中酒です
ボルドーの白ワインを代表するソーヴィニヨン・ブランに、ソーヴィニヨン・グリを同量ブレンドした、果実の厚みと力強い酸を併せ持つ辛口白ワインです。
グラスに注ぐと、輝きのある淡いレモンイエロー。香りには、グレープフルーツやレモン、熟したオレンジなどの柑橘類が現れ、続いて白桃や洋梨、ほのかなトロピカルフルーツのニュアンスが広がります。
温度が少し上がると、蜂蜜、アーモンドやヘーゼルナッツを思わせる香ばしさ、白い花、フレッシュハーブなどの香りが重なり、単に爽やかなだけではない奥行きが感じられます。
口に含むと、熟した柑橘類を思わせる充実した果実味とともに、きりりと引き締まったパワフルな酸が広がります。ふくよかで丸みのある口当たりを持ちながら、酸がワインの中心をしっかりと支えているため、味わいは重たくなりません。
余韻には、柑橘類の皮、草木やハーブ、果皮を思わせる穏やかなほろ苦さが残ります。このわずかな苦味が、蜂蜜や熟した果実を思わせる甘美なニュアンスを引き締め、食事を次の一口へと導きます。
生産者もシャトー・トーサン・ブランについて、ソーヴィニヨン・ブランらしいエキゾチックフルーツや白い花の香り、丸みと厚みのある口当たり、柑橘類とほのかな木質的ニュアンス、フレッシュな余韻を特徴として挙げています。
2022年は、次の2品種を同量使用しています。
- ソーヴィニヨン・ブラン50%
- ソーヴィニヨン・グリ50%
ソーヴィニヨン・ブランが、柑橘類、ハーブ、白い花を思わせる香りと鮮明な酸をもたらします。ボルドーワイン委員会も、同品種の特徴として柑橘類、ツゲ、イチジクの葉、エキゾチックフルーツ、明るい酸と繊細なミネラル感を挙げています。
そこにソーヴィニヨン・グリを加えることで、熟した果実のふくらみ、滑らかな質感、味わいの厚みが強調されていると考えられます。ソーヴィニヨン・ブランの爽快さだけでなく、白身肉や揚げ物にも対応できるコクを備えている点が、このワインの個性です。
甘口ではありませんが、熟した果実や蜂蜜の香り、丸みのある口当たりによって、ほのかな甘美さを感じます。しっかりした酸と余韻のほろ苦さがあるため、全体は端正な辛口に仕上がっています。
【醸造所】
シャトー・トッサンは、ボルドー地方のラ・レオールを本拠とするロシェ家が所有・運営するシャトーの一つです。
「シャトー・マルバのもう一つの区画」というよりも、シャトー・マルバを中心に複数のシャトーを展開するロシェ家のラインの一つ、と説明するのが正確です。公式サイトでは、シャトー・マルバ、シャトー・ラルケイ、シャトー・トーサンなど、6つのシャトーが紹介されています。
ロシェ家の歴史は1865年に始まります。ジャック・ロシェとフランソワーズ夫妻が、ガロンヌ川とドルドーニュ川の間に位置する土地を取得。かつてラ・レオールのベネディクト会に属していたとされる土地で、代々ワイン造りを受け継いできました。1865年から6世代にわたりワイン造りを続けるロシェ家。環境とブドウ畑の将来に配慮し、畑の状態に応じて必要な処置を行うリュット・レゾネを実践しています。
【お料理との相性】
シャトー・トッサン ブラン2022は、力強い酸と柑橘系の果実味、蜂蜜やナッツを思わせるコク、余韻のほろ苦さを備えているため、魚介料理だけでなく、天ぷら、フライ、鶏肉、豚肉料理にもよく合います。
海老や白身魚、舞茸の天ぷら、アジフライ、白身魚のフライ、ヒレとんかつなどにおすすめです。
ワインの力強い酸が衣や油をすっきりと整え、果皮を思わせるほろ苦さが揚げ物の香ばしさと調和します。果実の厚みがあるため、軽い白ワインでは負けてしまうとんかつにも対応できます。
天ぷらには、天つゆよりも塩、レモン、すだちを添えると、ワインの柑橘香がいっそう引き立ちます。
真鯛やヒラメ、帆立のカルパッチョ、伊勢海老のお造りによく合います。
レモンやすだち、オリーブオイル、ディルなどを添えたカルパッチョは、ソーヴィニヨン・ブランの柑橘とハーブの香りに自然に重なります。
伊勢海老のお造りには、甘い醤油を多く使うよりも、塩や柑橘、少量のわさびを合わせると、身の甘味とワインのミネラル感がきれいに調和します。
牡蠣とマッシュルーム、しめじ、舞茸などを、バターやオリーブオイルで炒めた料理は特におすすめです。
ワインの酸とミネラル感が牡蠣のヨード感と旨味を引き締め、蜂蜜やナッツを思わせる風味が、キノコや焦がしバターの香ばしさと重なります。
ニンニクを使用する場合は強く効かせすぎず、レモンやパセリを添えると、ワインのフレッシュさを保てます。
甘鯛の松笠焼き、金目鯛の塩焼き、スズキや真鯛のグリル、鮭のハーブ焼きなどに合わせられます。
しっかりした果実味が脂や旨味のある魚を受け止め、酸が後口を軽やかに整えます。西京焼きに合わせる場合は、味噌の甘味を控えめにしたものが適しています。
ローストチキン、鶏肉の香草焼き、豚肉のソテー、豚しゃぶの柑橘ポン酢などにも好相性です。
アルコール度数14%の充実したボディと果実味が白身肉の旨味に寄り添い、酸が皮や脂のコクを引き締めます。
提供温度は9~11℃程度がおすすめです。冷やしすぎると蜂蜜やナッツ、熟した果実の香りが閉じるため、飲み始めは9℃前後とし、温度の上昇とともに変化する香りをお楽しみください。
- 原産国:フランス
- 産地:ボルドー/ラ・レオール
- 原産地呼称:AOPボルドー
- 種類:白・辛口
- 品種:ソーヴィニヨン・ブラン50%、ソーヴィニヨン・グリ50%
- ヴィンテージ:2022年
- アルコール度数:14%
- 栽培:リュット・レゾネ
- 容量:750ml
- 提供温度:9~11℃
- 生産者:ファミーユ・ロシェ
(インポーターからの引用)
- 種 類:
- 辛口白ワイン
- 産 地:
- フランス/ボルドー
- ブドウ品種:
- ソーヴィニヨンブラン50% ソーヴィニヨングリ50%
- 生 産 年:
- 2022
- アルコール度:
- 14%
- 容 量:
- 750ml