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2015年は、長く乾燥した夏と8月後半の雨という、対照的な気象条件から生まれた年。豊かな果実の熟度を備えながら、直線的な骨格とほろ苦い余韻を持つ、力強く触感的なスタイルに仕上がっています。
ピノ・ノワール51%、シャルドネ49%をブレンドし、澱とともに8年間熟成。ロースト香やカカオ、花、スパイス、オレンジピールなどが複雑に重なり、桃やネクタリンの豊かな果実味を、柑橘類とゲンチアナを思わせる端正な苦味が引き締めます。ドサージュは5g/Lのエクストラ・ブリュットです。
専用箱は付属しませんが、当社のギフトボックスにてお届けいたします。ご自宅用や、専用箱を必要としないお客様におすすめの商品です。
単一年のブドウのみから造られる、ドン ペリニヨンのヴィンテージ・シャンパーニュ。2015年はピノ・ノワール51%、シャルドネ49%をブレンドし、澱とともに8年間熟成しました。ロースト香やカカオに、菩提樹、ジャスミン、アニス、オレンジピールが重なり、桃やネクタリンの豊かな果実味を、柑橘とゲンチアナを思わせる端正な苦味が引き締めます。柔らかさと力強さ、豊かさと緊張感が共存する、触感的で奥行きのあるシャンパーニュです。
※本商品には専用箱が付属しません
外観は、輝きのある淡いゴールド。きめ細かな泡が静かに立ち上がり、長期熟成を経たヴィンテージ・シャンパーニュらしい、端正で落ち着いた印象を与えます。
香りは、初めにローストした穀物やカカオパウダーを思わせる、やや香ばしく深みのあるニュアンスから始まります。
時間の経過とともに香りが開き、菩提樹の葉、ジャスミン、シャクヤクなどの花の香りが現れます。さらにアニスやカルダモンのスパイス、オレンジピール、青いパパイア、若葉を思わせる清涼感が重なります。
公式テイスティングノートでは、ロースト香とカカオに始まり、菩提樹、ジャスミン、シャクヤク、アニス、カルダモン、オレンジピール、青パパイアへと展開する、独特な香りの構成が示されています。
口に含むと、繊細な泡とともに、桃やネクタリンを思わせるみずみずしい果実味が広がります。
味わいは細く鋭く伸びるというより、口中を横方向へ大きく広がるような印象です。柔らかく包み込むような質感を持ちながら、酸、ミネラル、わずかなフェノール感によって、しっかりとした輪郭が保たれています。
中盤には、熟した桃、ネクタリン、柑橘類、オレンジピールの風味が重なり、後半にはゲンチアナや柑橘の皮を思わせる上品な苦味が現れます。
このほろ苦さは欠点ではなく、2015年のドン ペリニヨンを特徴づける重要な要素です。果実の豊かさに緊張感を与え、長くドライな余韻へと導きます。
香りや味わいが一方向に流れるのではなく、果実、花、スパイス、ロースト香、苦味が層を成して広がる、立体的で触感を重視したシャンパーニュです。
2015年は、穏やかな冬の後、春先に厳しい低温が訪れました。その後、春の後半から非常に長い乾燥が続きましたが、8月後半の雨によってブドウの成熟が再び進みました。
ドン ペリニヨンの収穫は9月7日に開始。健全な状態のブドウを、約3週間かけて落ち着いて収穫できたとされています。
果実は豊かでありながら過熟にはならず、熟度、酸、苦味、骨格が共存する、2015年らしい個性を備えました。
ピノ・ノワールの力強さ、果実の厚み、骨格に、シャルドネの精密さ、伸びやかな酸、ミネラル感が重ねられています。
瓶内では澱とともに8年間熟成。長期熟成によって、フレッシュな果実香にロースト、カカオ、パン生地、スモークなどの複雑な香りと、滑らかな泡の質感が加わっています。
ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2015は、主要なワイン評論媒体から次の評価を受けています。
評論家からは、柑橘、白い花、白コショウ、ミネラル、トースト、スモークなどの複雑さと、豊かな果実を支える直線的な骨格、塩味、繊細な苦味が評価されています。
ドン ペリニヨンは、ノン・ヴィンテージを造らず、ヴィンテージ・シャンパーニュのみを手掛けるメゾンです。
その名は、17世紀にオーヴィレール修道院でワイン造りに携わったベネディクト会修道士、ドン・ピエール・ペリニヨンに由来します。
ドン・ピエール・ペリニヨンは1668年にオーヴィレール修道院の財務管理とワイン造りを担う役職に就き、その後47年間にわたり、より優れたワインを造るための研究と改良を続けました。
その功績は、異なる畑やクリュのワインが互いを補い合うことを見抜き、綿密なアッサンブラージュを実践したこと、ブドウの品質管理や圧搾、醸造方法の改善に取り組んだことにあります。
シャンパーニュ委員会も、ドン・ピエール・ペリニヨンを、異なるワインとクリュを意図的に組み合わせ、より調和の取れた高品質なワインへと発展させた先駆者として紹介しています。
ドン ペリニヨンは、優れた年の特徴を消して毎年同じ味に整えるのではなく、その年にしか存在しない気候とブドウの個性を、一つの調和として表現することを重視しています。
現在の最高醸造責任者はヴァンサン・シャプロン。1999年にモエ・エ・シャンドンへ加わり、長年ドン ペリニヨンの醸造に携わった後、2019年から最高醸造責任者を務めています。
豊かな果実味、ロースト香、スパイス、端正な苦味を併せ持つため、食前酒だけでなく、コース料理を通して楽しめるシャンパーニュです。
キャビア、タラバガニ、毛ガニ、オマール海老、伊勢海老などは、特におすすめです。
ワインの細かな泡とミネラル感がキャビアや魚介の塩味を引き立て、桃や柑橘の果実味が甲殻類の甘味に寄り添います。公式サイトでも、キャビアやキングクラブなどの上質な魚介類が提案されています。
帆立のバターソテー、甘鯛の松笠焼き、平目やスズキのムニエル、鮑のバター焼きにもよく合います。
バターや香ばしい焼き目は、ワインのロースト香やカカオ、パン生地を思わせるニュアンスと調和します。柑橘類を少量添えると、オレンジピールやゲンチアナの風味が一層引き立ちます。
豚肉のロースト、仔羊のグリル、鴨胸肉のローストなど、適度な脂と旨味を持つ肉料理にも合わせられます。
特に、オレンジ、レモン、バルサミコ、ザクロなど、穏やかな酸味を加えたソースがおすすめです。公式サイトでも、酸味を伴う豚肉、仔羊、鴨肉料理との相性が提案されています。
キノコのソテー、ポルチーニのリゾット、トリュフを添えた鶏肉料理などにも好相性です。
ワインのロースト香、カカオ、スモーク、スパイスの風味が、キノコやトリュフの土を思わせる香りに重なります。
和食では、鮑や帆立のバター醤油焼き、甘鯛の松笠焼き、カニの炭火焼き、鴨の山椒焼き、豚肉の柚子胡椒焼きなどがおすすめです。
醤油や味噌を強く使いすぎず、素材の旨味、炭火の香ばしさ、柑橘の酸味を生かした料理が適しています。
提供温度は10~12℃程度がおすすめです。冷やしすぎると花やスパイス、ロースト香が閉じてしまうため、細長いフルートグラスだけでなく、ふくらみのあるチューリップ型グラスや白ワイングラスでゆっくりお楽しみください。

(インポーターからの引用)
¥25,000 (税抜)


