Bourgogne Côte d’Or Chardonnay Vieilles Vignes 2023 Domaine Laurent Boussey( ブルゴーニュ コート・ドール シャルドネ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2023ドメーヌ・ローラン・ブセイ)

Bourgogne Côte d’Or Chardonnay Vieilles Vignes 2023
Domaine Laurent Boussey

白ワインの銘醸地Meursault(ムルソー)村に育つ、樹齢約50年の古樹のChardonnay(シャルドネ)から造られるブルゴーニュ・ブラン。

アペラシオンは地域名の**Bourgogne Côte d’Or(ブルゴーニュ・コート・ドール)**ですが、ブドウそのものはムルソー村の畑から。

ドメーヌ自身が、この古樹について「シャルドネの優れた表現を引き出し、“白ワインの都”ムルソーのテロワールを感じさせる」と説明しています。

透明感のある美しいゴールド。蜂蜜やバターを思わせるふくよかな香りに、ヘーゼルナッツの香ばしさ、シダ、穏やかなスパイス、マロングラッセを思わせる複雑なニュアンスが重なります。

口当たりは豊かで滑らか。それでいて重たくなりすぎず、果実味、酸、香ばしさがバランスよくまとまった上品な味わいです。

「ムルソー村の古樹」という贅沢な背景を、気負わず楽しめる一本。
地域名ブルゴーニュの枠を少し超えた魅力を感じさせる、コストパフォーマンスにも優れたシャルドネです。

【ワイン】

原産地呼称はAOC Bourgogne Côte d’Or(AOCブルゴーニュ・コート・ドール)

Chardonnay(シャルドネ)100%から造られる辛口白ワインです。「Vieilles Vignes(ヴィエイユ・ヴィーニュ)」とは、フランス語で古樹を意味します。このキュヴェに使用されるのは、Meursault(ムルソー)村に位置する樹齢約50年のシャルドネ

ドメーヌ自身も、この古樹がシャルドネの個性をよく表し、“白ワインの都”と称されるムルソーのテロワールを感じさせるワインになると説明しています。

Bourgogne Côte d’Orとは

Bourgogne Côte d’Orは、単なる広域の「Bourgogne」より、生産地域をさらに限定した地域名アペラシオンです。

Côte de Nuits(コート・ド・ニュイ)とCôte de Beaune(コート・ド・ボーヌ)にまたがる、ディジョンからマランジュまでのコート・ドールの限られた区域で収穫されたブドウだけに認められています。2017年に正式に認められた地理的補足名称で、白ワインの主要品種はChardonnay。

このワインの場合、その中でもさらにムルソー村の畑から造られていることが、大きな魅力です。

外観
透明感と輝きのある美しいゴールド。若々しい明るさを残しながら、古樹のシャルドネらしい充実感を想像させる色調です。

香り
蜂蜜やバターを思わせる柔らかく豊かな香りから、ヘーゼルナッツの香ばしいニュアンスへ。さらにシダ、穏やかなスパイス、マロングラッセを思わせる複雑な香りが重なります。華やかに香りを押し出すというより、温度が上がるにつれてゆっくりと表情を広げていくタイプです。

味わい
口に含むと、ふっくらとした果実の厚みと滑らかな質感。古樹のシャルドネらしい充実した果実味がありますが、酸が全体をきれいに整え、重たさを感じさせません。

蜂蜜やナッツを思わせる豊かなニュアンスと、フレッシュさがバランスよく調和。オークの香りだけが前へ出るのではなく、シャルドネの果実味を中心にした、ふくよかでエレガントなスタイルです。

余韻
ヘーゼルナッツや蜂蜜、穏やかなスパイスのニュアンスが残り、余韻は滑らかで伸びやか。果実の豊かさの中に、コート・ドールのシャルドネらしいフレッシュさが感じられ、食事にも合わせやすい仕上がりです。

ムルソー村、樹齢約50年の古樹

このワインの価値を語るうえで、最も重要なのがブドウの出自です。

格付けそのものはBourgogne Côte d’Orですが、使用するシャルドネはMeursault村の約50年の古樹。一般的に古樹は若い樹に比べて収量が抑えられ、一房一房に凝縮した果実を得やすくなります。

ローラン・ブセイでは、こうした古樹を単に濃厚なワインに仕立てるのではなく、シャルドネの果実味とエレガンスを大切にしています。

格付けではなく、「どこで育った、どのような樹なのか」。
ブルゴーニュらしい楽しみ方を教えてくれる一本です。

醸造と熟成

2023年の国内流通情報では、オーク樽とステンレスタンクをそれぞれ約50%使用し、平均約1年間熟成するとされています。オーク樽だけに頼らずステンレスタンクを組み合わせることで、樽由来のふくらみや香ばしさと、シャルドネ本来の果実の鮮度を両立。ドメーヌ全体としても、新樽を過度に使用せず、果実味とエレガンスを生かすことを白ワイン造りの大切なポイントとしています。

ムルソーの古樹が持つ豊かさを、樽香で覆わず、果実とテロワールを主役にする。
ローラン・ブセイらしいバランス感覚が表れたブルゴーニュ・ブランです。

【醸造所】

Domaine Laurent Boussey(ドメーヌ・ローラン・ブセイ)は、Meursault、Volnay、Pommard、Beauneにほど近いMonthélie(モンテリー)村を本拠とする家族経営のドメーヌです。

5世代続くブドウ栽培家

ブセイ家のワイン造りは、5世代にわたって受け継がれてきました。

現当主Laurent Boussey(ローラン・ブセイ)も、父Denis(ドニ)と母Claudette(クローデット)が営むブドウ畑の中で育ちました。妻Karen(カレン)も同じくブドウ栽培家の家庭に生まれ、二人とも専門的にブドウ栽培と醸造を学んでいます。

2003年、ローランとカレンは自らの畑を所有してワイン造りを開始。その後、両親の引退に伴って家族の畑を引き継ぎ、現在のDomaine Laurent Bousseyへと発展させてきました。

現在、ドメーヌは約15ha、24の異なるアペラシオンを手掛けています。

コシュ・デュリで学んだ経験

ローランは醸造専門教育を受けた後、父ドニのもとで経験を積みました。そして、白ワイン造りを語るうえで見逃せないのが、Meursaultの名門Domaine Coche-Dury(ドメーヌ・コシュ・デュリ)で研鑽を積んだ経験です。世界最高峰のブルゴーニュ・ブランの造り手として知られるコシュ・デュリのもとで学び、その後の自身の白ワイン造りにも経験を生かしています。

ただし、ローランが目指しているのはコシュ・デュリのスタイルをそのまま模倣することではありません。ブセイ家が受け継いできた畑とブドウを尊重しながら、果実味、繊細さ、エレガンスを素直に表現することを大切にしています。

15ha、24アペラシオン

ドメーヌの畑はMonthélieを中心に、Meursault、Volnay、Pommard、Savigny-lès-Beaune、Puligny-Montrachet、Aloxe-Cortonなど、コート・ド・ボーヌの多彩なテロワールへ広がっています。規模は約15haながら、手掛けるアペラシオンは24種類。地域名ブルゴーニュから村名、Premier Cruまで、多様な畑を細かく醸造しています。

こうした幅広いテロワールを一つのスタイルに押し込めるのではなく、それぞれの畑が持つ個性を表現することがローラン・ブセイのワイン造りの基本です。

畑を尊重するViticulture Raisonnée

栽培ではViticulture Raisonnée(ヴィティカルチュール・レゾネ)を実践しています。これは画一的に農薬などを使用するのではなく、畑やブドウ樹の状態を観察しながら、必要な処置を適切なタイミングで行い、環境への負荷を抑えていく栽培方法です。

剪定は手作業。芽かきや余分な芽の除去、除葉なども人の手で行い、収量を調整しながら健全で十分に成熟したブドウを育てています。

正規インポーターも、ローラン・ブセイについて「土壌とブドウ樹に敬意を払い、環境とテロワールを尊重する」ことを重要な特徴として紹介しています。

果実を主役にする白ワイン

ドメーヌの白ワイン造りは、Chardonnayを穏やかに圧搾し、デブルバージュを行った後、低温でゆっくり発酵させるのが基本です。ドメーヌ公式では、白ワイン全体についてオーク樽で約12カ月熟成し、キュヴェに応じて新樽を10~50%使用すると説明しています。

一方、正規インポーターは、ローラン・ブセイが白ワインでは新樽の使用を低めに抑え、シャルドネのフルーティーでエレガントな個性を際立たせることを特徴として挙げています。

5世代にわたって受け継いだ畑、コシュ・デュリで得た経験、そして果実を覆わない繊細な樽使い。
そのすべてが、ローラン・ブセイの白ワインの上品さにつながっています。

【お料理との相性】

一番のおすすめは、帆立のポワレ 焦がしバターとレモン。
ドメーヌ自身がこのキュヴェに魚や魚介類をすすめており、帆立の自然な甘味は古樹シャルドネのふくよかな果実味とよく調和します。
焦がしバターの香ばしさが蜂蜜やヘーゼルナッツを思わせるニュアンスにつながり、レモンの酸味がワインのフレッシュさを引き立てます。
ソースを重くしすぎず、帆立そのものの甘味を生かしたシンプルな仕立てがおすすめです。

生産者・正規インポーター情報より

  • 原産国:France(フランス)
  • 産地:Bourgogne(ブルゴーニュ)/Côte d’Or(コート・ドール)
  • 原産地呼称:AOC Bourgogne Côte d’Or
  • 生産者:Domaine Laurent Boussey
  • 種類:白・辛口
  • ブドウ品種:Chardonnay 100%
  • ブドウ産地:Meursault(ムルソー)村
  • 樹齢:約50年
  • 栽培:Viticulture Raisonnée
  • 熟成:オーク樽約50%・ステンレスタンク約50%、平均約1年間〔2023年国内流通情報〕
  • ヴィンテージ:2023年
  • アルコール度数:13.5%
  • 容量:750ml
  • おすすめ提供温度:10~12℃〔当店推奨〕

¥5,500 (税抜)

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