Hubert de Boüard Rosé 2018(ユベール・ド・ブアール ロゼ 2018)

Hubert de Boüard Rosé 2018
ボルドーを代表する醸造家Hubert de Boüard de Laforest(ユベール・ド・ブアール・ド・ラフォレ)が、プロヴァンス・ロゼを思わせる淡い色調と繊細な味わいを目指して造った、AOC Bordeaux(AOCボルドー)の辛口ロゼワインです。

淡いサーモンピンクの美しい色調。桃やイチゴ、ラズベリー、チェリーを思わせる瑞々しい果実香に、カシスや白い花の繊細なニュアンスが重なります。

口に含むと、ジューシーな赤い果実が広がり、しっかりとした酸とミネラル感が味わいを鮮やかに引き締めます。

2018年はJeb Dunnuck 88点、Vert de Vin 88点を獲得。
ボルドー品種の骨格を残しながら、軽やかさとエレガンスを追求した、ユベール・ド・ブアールならではのロゼです。

 

【ワイン】

ブレンドは、

Cabernet Franc(カベルネ・フラン)50%
Merlot(メルロ)40%
Cabernet Sauvignon(カベルネ・ソーヴィニヨン)10%

ボルドーを代表する3品種を使いながら、濃い色調や力強さを求めるのではなく、淡く繊細なプロヴァンス・スタイルのロゼを目指して造られています。

畑は約1.5ha。粘土石灰質土壌に植えられたブドウから、年間約2,000本という少量生産のキュヴェです。

外観
透明感と美しい輝きを備えた、淡いサーモンピンク。色素を強く抽出せず、繊細な味わいを目指した造りが、その美しい色調にも表れています。

香り
桃やイチゴを思わせる柔らかな果実香に、熟したチェリーやラズベリーの瑞々しい香りが広がります。さらに、ほのかなカシス、サクラソウや白い花を思わせる繊細なニュアンスが重なり、華やかでありながら上品な印象です。

味わい
口に含むと、ラズベリーやブラックベリー、イチゴを思わせるジューシーな果実味が生き生きと広がります。果実の豊かさを、輪郭のはっきりとした酸とミネラル感が支え、味わいはフレッシュで引き締まっています。軽やかな口当たりながら、ボルドー品種らしい適度な骨格と張りがあり、単に淡く軽いだけではない、しっかりとした存在感を備えています。

余韻
赤い果実やカシスの風味とともに、ごくほのかなトーストを思わせるニュアンスが現れます。フレッシュさと緊張感を保ったまま、心地よく長い余韻へと続きます。

醸造

収穫には小さな籠を使用し、畑で選果しながら健全なブドウだけを収穫します。セラーへ運ばれたブドウは速やかに直接圧搾。果皮との接触を抑えることによって、濃い色を抽出せず、美しい淡いロゼの色調と繊細な果実香を引き出します。

発酵にはステンレスタンクを使用。樽香を強く付けるのではなく、桃や赤いベリーを思わせるピュアな果実と、フレッシュな酸を前面に表現しています。

ボルドー品種から、あえて淡く、軽やかに。
名醸造家ユベール・ド・ブアールが造る、エレガントなボルドー・ロゼです。

 

〈評価〉

Jeb Dunnuck 88点
桃やイチゴを思わせる香りと、鮮やかでジューシー、親しみやすいスタイルを評価。

Vert de Vin 88点
チェリー、ラズベリー、カシス、白い花を思わせる香りに加え、ミネラル感、しっかりとした酸、骨格、フレッシュさ、緊張感のある味わいを評価しています。

 

【醸造所】

このワインを手掛ける**Hubert de Boüard de Laforest(ユベール・ド・ブアール・ド・ラフォレ)**は、サン・テミリオンの名門Château Angélus(シャトー・アンジェリュス)を長年率いてきた、ボルドーを代表する醸造家の一人です。

サン・テミリオンで育った醸造家

ユベールは1956年、Saint-Émilion(サン・テミリオン)生まれ

シャトー・アンジェリュスのブドウ畑とセラーに囲まれて育ち、幼い頃からワイン造りを身近に感じながら成長しました。その後、ボルドー大学醸造学部で学び、近代醸造学に大きな影響を与えたÉmile Peynaud(エミール・ペイノー)に師事します。卒業後はサン・テミリオンを離れ、ブルゴーニュをはじめとする他産地のブドウ栽培や醸造技術を経験。

1980年に家族のシャトーへ戻り、畑とセラーのあらゆる仕事に携わった後、1985年からアンジェリュスの経営を担いました。ブルゴーニュなどで得た経験を生かし、区画やブドウの状態を細かく見極めながら、テロワールをより明確に表現するワイン造りを進めてきました。

その後アンジェリュスは、1996年にPremier Grand Cru Classé、そして2012年の格付けでPremier Grand Cru Classé “A”へ昇格しました。

「シャトー」ではなく「品種とテロワール」へ

ユベール・ド・ブアールの名を冠したこのシリーズが始まったのは2016年。伝統的なボルドーでは、複数品種をアッサンブラージュして「シャトーのスタイル」を表現することが一般的です。それに対してこのプロジェクトでは、テロワールとブドウ品種そのものの個性をより純粋に表現することをテーマとしました。

最初はシャルドネとソーヴィニヨン・ブランから始まり、やがてメルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンなどへラインナップを拡大。このロゼではさらに、ボルドーの伝統的な濃い色調のBordeaux Clairet(ボルドー・クレレ)とは異なり、プロヴァンスを思わせる淡い色と繊細な飲み心地に挑戦しています。

 

ラベルに描かれた剪定ばさみ

ラベルに描かれている剪定ばさみにも、ユベールの物語が込められています。これは、7歳の誕生日に父から贈られ、その後も長く愛用してきた剪定ばさみをモチーフにしたもの。優れたワインはセラーだけで造られるのではなく、剪定をはじめとする日々の畑仕事から始まるという、栽培家としてのユベールの哲学を象徴しています。

サン・テミリオンの伝統、ブルゴーニュで得た発想、そして品種そのものを見つめる自由な視点。
その経験から生まれた、新しいスタイルのボルドー・ロゼです。

 

【お料理との相性】

一番のおすすめは、サーモンのカルパッチョ。
桃やイチゴ、ラズベリーを思わせる瑞々しい果実が、サーモンの旨味とほどよい脂によく寄り添います。
鮮やかな酸がオリーブオイルのコクをすっきりと整え、淡いロゼの繊細さを損ないません。
レモンとフレッシュハーブを少量添えると、白い花や果実の香りもさらに引き立ちます。
前菜として美しく、ワインの淡いサーモンピンクともよく映える組み合わせです。

 

生産者・インポーター公式情報より

 

  • 原産国:France(フランス)
  • 産地:Bordeaux(ボルドー)
  • 原産地呼称:AOC/AOP Bordeaux(ボルドー)
  • 生産者:Hubert de Boüard(ユベール・ド・ブアール)
  • 種類:ロゼ・辛口
  • 品種:Cabernet Franc 50%、Merlot 40%、Cabernet Sauvignon 10%
  • 畑面積:約1.5ha
  • 土壌:粘土石灰質
  • 栽植密度:約6,000本/ha
  • 収量:約45hl/ha
  • 収穫:小型収穫籠を使用、畑で選果
  • 醸造:直接圧搾、ステンレスタンク発酵
  • 年間生産量:約2,000本
  • ヴィンテージ:2018年
  • アルコール度数:12.5%
  • 容量:750ml
  • 評価:Jeb Dunnuck 88点/Vert de Vin 88点
  • おすすめ提供温度:9~11℃〔当店推奨〕

¥5,180 (税抜)

  • 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
  • 20歳未満の方に対しては酒類販売をしません。