Monte Araya Tempranillo Blanco 2023 Bodegas del Medievo( モンテ・アラヤ・テンプラニーリョ・ブランコ 2023 ボデガス・メディエーヴォ)

Monte Araya Tempranillo Blanco 2023
Bodegas del Medievo

黒ブドウのTempranillo(テンプラニーリョ)から自然突然変異によって生まれた、リオハ固有の希少な白ブドウ「Tempranillo Blanco(テンプラニーリョ・ブランコ)」100%で造られる辛口白ワインです。

リンゴやトロピカルフルーツを思わせる豊かな果実香に、繊細な花の香り。口に含むと滑らかでボリュームのある質感が広がり、ミネラルや穏やかなスパイスのニュアンスが味わいに奥行きを与えます。

樽香で個性を加えるのではなく、ステンレスタンクを使った低温発酵によって、この珍しい品種そのものの果実と香りを素直に表現。

爽やかさだけではなく、しっかりとした厚みと長い余韻を楽しめる、ひと味違う白のリオハです。

 

【ワイン】

原産地呼称は、スペイン最高位のワイン産地の一つであるDOCa Rioja(DOCaリオハ)

使用するブドウはTempranillo Blanco(テンプラニーリョ・ブランコ)100%です。

〈1988年に偶然発見された白いテンプラニーリョ〉

テンプラニーリョ・ブランコは、もともと独立した白ブドウとして存在していた品種ではありません。

1988年、リオハのMurillo de Río Leza(ムリーリョ・デ・リオ・レサ)にある古いテンプラニーリョの畑で、一本の枝だけに白い果実が実っていることが発見されました。

DNA解析によって、リオハを代表する黒ブドウTempranillo Tinto(テンプラニーリョ・ティント)の自然突然変異であることが確認され、その枝を増殖・選抜することで新しい白ブドウ品種として育てられました。現在もリオハを象徴する個性的な白品種の一つです。

外観
わずかに灰色を帯びた、透明感のある淡いイエロー。輝きがあり、若々しく清潔感のある印象です。

香り
リンゴを思わせる瑞々しい果実香に、トロピカルフルーツの華やかなニュアンスが広がります。そこへ繊細なフローラル香が重なり、一般的な白ブドウとは少し異なる、個性的で豊かな香りを楽しめます。

味わい
口に含むと、第一印象はとても滑らか。果実にはしっかりとしたボリュームがあり、軽快な白ワインというよりも、丸みと厚みを感じさせるスタイルです。その豊かな質感の中から、ミネラルや穏やかなスパイスのニュアンスがゆっくりと現れます。酸がワインの中心を支えているため、果実のボリュームがありながら重たさを感じさせません。

余韻
リンゴやトロピカルフルーツの風味とともに、花を思わせる香りが長く鼻へ抜けていきます。

滑らかな口当たりから、ミネラル、スパイス、フローラルな余韻へ。爽やかなだけでは終わらない、テンプラニーリョ・ブランコの個性をしっかり楽しめる白ワインです。

 

畑と醸造

ブドウは粘土石灰質土壌で栽培。この土壌から、香り豊かでボリューム感のあるテンプラニーリョ・ブランコが育ちます。

収穫は例年9月初旬頃。収穫したブドウは選果・除梗した後、ステンレスタンクで短時間、果皮と果汁を接触させます。

その後プレスし、得られた果汁を野生酵母によって発酵。発酵容器はステンレスタンク、温度は約15℃に管理します。低温で発酵することで、リンゴやトロピカルフルーツ、花を思わせるテンプラニーリョ・ブランコの香りを大切にしながら、フレッシュさと厚みを両立させています。

樽の香りではなく、希少品種そのものを味わう。
それが「モンテ・アラヤ テンプラニーリョ・ブランコ」の大きな魅力です。

 

【醸造所】

Bodegas del Medievo(ボデガス・デル・メディエーヴォ)は、スペイン・リオハ東部のRioja Oriental(リオハ・オリエンタル)、Aldeanueva de Ebro(アルデアヌエバ・デ・エブロ)に本拠を置くワイナリーです。

現在のワイナリーは、代々この土地でブドウを育ててきた4つの栽培農家と2人の醸造家が力を合わせ、2000年代初頭に立ち上げたプロジェクトです。長く受け継がれてきた栽培家の経験に、現代的な醸造技術を組み合わせることを基本理念としています。

 

シエラ・デ・ジェルガの麓

ブドウ畑はSierra de Yerga(シエラ・デ・ジェルガ)山地の麓に広がっています。ワイナリー自体は標高約300mにありますが、ブドウ畑は標高約400~550m

冬は寒く乾燥する大陸性気候の影響を受ける一方、夏には地中海性気候の暑さが訪れます。

年間降水量はわずか350~400mm程度

さらに、肥沃度の低い粘土質土壌と少ない雨によってブドウ樹は厳しい環境で育ち、自然に収量が抑えられます。ワイナリーでは成熟状態を細かく確認し、品種や区画ごとに最適な収穫時期を判断しています。

 

伝統と現代設備

醸造所には温度管理可能なステンレスタンクを備え、品種の香りとフレッシュさを生かした若いワインを造る一方、熟成用セラーには2,500樽以上のフレンチオークとアメリカンオークを所有しています。

現在の醸造家はSantiago Garde(サンティアゴ・ガルデ)

生産者は、自分たちを単なるワインメーカーではなく「職人」と位置づけ、代々続く栽培農家の知識と、サンティアゴの現代的な醸造技術を組み合わせています。

 

希少品種にも目を向ける造り手

ボデガス・デル・メディエーヴォが特に興味深いのは、伝統的なテンプラニーリョだけではなく、テンプラニーリョ・ブランコ、グラシアーノ、ガルナッチャなど、個性ある品種にも積極的に取り組んでいることです。現在、生産者はこうした単一品種のワインを「Singular Monovarietals」として展開し、特別な畑と品種そのものの魅力を表現しています。

モンテ・アラヤのテンプラニーリョ・ブランコも、こうしたワイナリーの考え方をよく表す一本。

赤ワインで知られるリオハだからこそ、あえて希少な白ブドウに注目する。
伝統を守りながら新しいリオハにも挑戦する、ボデガス・デル・メディエーヴォらしい白ワインです。

 

【お料理との相性】

一番のおすすめは、魚介のパエリャ。
リンゴやトロピカルフルーツを思わせる豊かな果実味が、海老や貝類の自然な甘味とよく調和します。
滑らかで厚みのある質感が、魚介の旨味を含んだ米料理に負けず、しっかりと受け止めます。
一方、ワインの酸とミネラル感がオリーブオイルのコクを軽やかに整えます。
サフランやパプリカの香りも、ワインの穏やかなスパイスのニュアンスと美しくつながります。

 

生産者・インポーター公式情報より

 

  • 原産国:Spain(スペイン)
  • 産地:Rioja(リオハ)
  • 生産地域:Rioja Oriental(リオハ・オリエンタル)
  • 原産地呼称:DOCa Rioja
  • 生産者:Bodegas del Medievo
  • キュヴェ:Monte Araya Tempranillo Blanco
  • 種類:白・辛口
  • 品種:Tempranillo Blanco 100%
  • 土壌:粘土石灰質
  • 収穫時期:9月初旬頃
  • 醸造:選果・除梗後、短時間の果皮接触を経て圧搾
  • 発酵:野生酵母、ステンレスタンク
  • 発酵温度:約15℃
  • ヴィンテージ:2023年
  • アルコール度数:12.5%
  • 容量:750ml
  • おすすめ提供温度:9~11℃〔当店推奨〕

¥2,400 (税抜)

  • 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
  • 20歳未満の方に対しては酒類販売をしません。