ソーテルヌ格付け第1級シャトー・リューセックが手掛けるセカンドワイン。マンゴーやパイナップルの華やかな果実味と、美しい酸が調和するエレガントな極甘口ワイン。
Château Rieussec(シャトー・リューセック)は、1855年のソーテルヌ&バルサック格付けでPremier Cru Classé(第1級)に認定された、ソーテルヌを代表する名門シャトー。
Carmes de Rieussec(カルム・ド・リューセック)は、そのシャトー・リューセックが手掛けるセカンドワインです。グラン・ヴァンと同じ厳格な基準で選ばれたブドウから造られ、リューセックならではの豊かな貴腐の個性を、より親しみやすくエレガントに楽しめます。
2016年はSémillon(セミヨン)97%を主体に、Muscadelle(ミュスカデル)2%、Sauvignon Blanc(ソーヴィニヨン・ブラン)1%をブレンド。トロピカルフルーツの豊かな香りと、繊細な甘み、爽やかな酸が美しく調和したヴィンテージです。
【ワイン】
Carmes de Rieussec(カルム・ド・リューセック)は、シャトー・リューセックのセカンドワイン。生産者によれば、グラン・ヴァンであるChâteau Rieussecと同じ基準に基づいて選ばれ、柑橘類を中心とする豊かなアロマを特徴としています。
2016年は、冬の初めが非常に温暖で雨が多かった一方、夏は極めて乾燥。約2カ月にわたってブドウ樹は水分ストレスにさらされましたが、9月13日の降雨によって成熟が順調に進みました。
その後も暖かく乾燥した天候が続いたため、貴腐菌Botrytis cinerea(ボトリティス・シネレア)の発生は遅れましたが、10月20日から28日にかけて特に優れたブドウの選果収穫が行われ、理想的な条件のもとで醸造されました。
ブドウは醸造所へ到着後すぐに圧搾され、澱引きを行った果汁を新樽へ移して発酵。区画ごとに個別に圧搾・発酵されます。
発酵終了後は澱とともにワインを保ち、12月中旬まで定期的にバトナージュ。その後、澱引きとブレンドを行い、再び樽に戻して約12カ月熟成されます。
テイスティング
外観は、緑色の輝きを帯びた、明るく美しい淡いイエロー。
香りはすでに豊かで力強く、マンゴーやパイナップルなどのトロピカルフルーツのアロマが広がります。樽熟成によるオークのニュアンスも感じられますが、果実の香りに美しく溶け込んでいます。
口に含むと、アタックは繊細でエレガント。2016年ヴィンテージを特徴づける生き生きとした酸が感じられ、中盤には豊かなボリュームが広がります。
濃厚な甘さだけを前面に出すのではなく、果実味、酸、樽のニュアンスが調和したバランスのよい味わい。
フィニッシュには穏やかな甘みとともに、キャラメルを思わせる軽くローストしたニュアンスが現れ、フレッシュで心地よい余韻へと続きます。
ソーテルヌらしい甘美さを持ちながら、エレガンスと爽やかさを備えた、非常にバランスの美しい2016年です。
【醸造所】
Château Rieussec(シャトー・リューセック)は、フランス・ボルドー地方Sauternes(ソーテルヌ)とFargues(ファルグ)の境界に位置する、ソーテルヌを代表する歴史的シャトーです。
18世紀には、この土地はCarmes de Langon(カルム・ド・ランゴン)の修道士たちによって所有されていました。「Carmes de Rieussec」というセカンドワインの名称も、この歴史に由来しています。
1855年、パリ万国博覧会に際して制定されたソーテルヌ&バルサックの格付けにおいて、Château Rieussecはその優れたテロワールとワインの品質を認められ、Premier Cru Classé(第1級)に格付けされました。
1984年には、Château Lafite Rothschild(シャトー・ラフィット・ロスチャイルド)を擁するDomaines Barons de Rothschild Lafite(ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルド・ラフィット)の所有となります。
その後、より厳格なブドウの選果、樽発酵の導入、1989年の新しい醸造設備の建設など、品質向上への取り組みが進められました。
畑はソーテルヌの中でも大規模で、砂質粘土の上に砂利が広がる土壌を持ちます。近くを流れるCiron(シロン)川が生み出す自然な湿度が、貴腐菌の発生に理想的な環境を形成します。
収穫は一度に行うのではなく、ブドウの成熟と貴腐の進行を見極めながら、数週間にわたり何度も畑を巡って一粒ずつ最適な状態のブドウを選び取ります。
品質を最優先する徹底した選果と、長年培われてきたソーテルヌ造りの技術が、リューセックの豊かさと精密さを生み出しています。
【お料理との相性】
フレッシュな酸とトロピカルフルーツの豊かな風味は、フォアグラや鴨のテリーヌと美しく調和します。
生産者は、カルム・ド・リューセックを使った蜂蜜風味のローストチキンとのペアリングも提案しています。
マンゴーやパイナップルなどのフルーツを使ったデザート、タルト、クレーム・ブリュレにもおすすめです。
ブルーチーズなど塩味のあるチーズとは、甘みと塩味の心地よいコントラストを楽しめます。
375mlのハーフボトルなので、食後に少量ずつ楽しむデザートワインとしても使いやすい一本です。
【商品情報】
原産国:フランス
- 産地:ボルドー/ソーテルヌ
- 原産地呼称:AOCソーテルヌ
- 生産者:シャトー・リューセック
- 位置づけ:シャトー・リューセックのセカンドワイン
- 種類:白・極甘口/貴腐ワイン
- 品種:セミヨン97%、ミュスカデル2%、ソーヴィニヨン・ブラン1%
- ヴィンテージ:2016年
- 土壌:砂質粘土土壌の上に砂利
- 収穫:貴腐の進行を見極めながら複数回に分けて選果収穫
- 2016年の主要選果時期:10月20日~28日
- 醸造:区画ごとに圧搾・新樽で発酵
- 熟成:澱とともに保持し12月中旬までバトナージュ、その後ブレンドして樽で約12カ月熟成
- 容量:375ml
- 提供温度:8~10℃
生産者・正規インポーター情報より